サハラ砂漠

sahara

サハラ砂漠へ。
チリ、アルゼンチン、スペイン、ブラジル、アメリカ、香港、日本、そしてモロッコからやってきた総勢13人が1台の車に乗り込み、ちょうど丸3日間のトリップ。
英語とスペイン語が公用語となった僕ら一行は、寝食を共にすることで、まさに“パーティー”とか“カンパニー”と呼んだりするのにふさわしい仲間になっていきました。

それぞれのバックグラウンドは大きく違うけど、日々積み上げてきた“何らかの拠り所”がない場所・空間に行くと、出身や宗教、仕事…といった文脈を超えて、そこにいる一人ひとりの存在そのものによってこの社会は成り立っているものなんだと実感させられます。
いわば、多様性を持つコミュニティの一員として、一人の人間として過ごした72時間。

旅の思い出としてもそれはそれは素晴らしいものだったけど、自分の中にこの体験はある種の“記憶”となって刻まれ、日常へ持ち帰ることが出来る沢山のヒントがあったように思えます。

本当は、常に”今”にフォーカスして過ごすことが出来れば、旅と普段の生活…というような、はっきりとした区分けなんてないんだけど。
圧倒的な自然の驚異を楽しみながらも、なんだか色々と考えさせられる良い機会となりました。
出発前日に申し込んだくらい行き当たりばったりな感じだったけど、本当に良い仲間に恵まれたことに何よりも感謝。

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